■重要■ 平成28年度を最後に、高市小学校の廃校が決まりました。
 この記事は、現在までの山村留学生保護者の経験談を基にしています。これは高市小学校と連携した状態での山村留学制度に関するものであるため、平成28年度までの山村留学に限定した情報として御利用ください。


 仮管理人N田です。
 平成26年度の過去記事引用ですが、引き続き簡単に紹介致します。

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 高市小学校: 最大の魅力は、少人数故の「教育の密度」だと思っています。それは教職員方と児童の、距離の近さです。この点は、いちど留学経験のある次男が自分の意思で再度希望したことで、確信が持てました。そんな2人の兄を見ながら、高市の暖かさに触れつつ育った3男。年長に上がるとき、高市に行けないことを残念がるような状態で、1年待ってやっと待望の留学実行となりました。

 砥部町立高市小学校は、県産木材で建てられた、木造2階建て校舎の学校です。建物外観等はまた後日紹介しようと思いますが、とりあえず県庁サイトで。校舎内は今でもヒノキの香りがします。

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 以下は参観日の様子。授業参観と感謝祭の2部構成でした。とりあえず各教室の様子を見に行きます。まずは低学年教室から。

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児童は2人です。
手作り教材を使い、クイズ形式で足し算の授業をしていました。

 続いて中学年。

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3・4年生の複式学級で3名です。

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教員と児童の、この距離感。大規模校ではあり得ません。
こちらも手作り教材で、図形の授業をしていました。

 高学年教室も覗いてみます。

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こちらは5・6年生複式で6名です。
PCのある教室で道徳の授業をしていました。

 順番待ちや交替制にしなくとも、PCはひとり1台使えます。その他教材も、悪くても2人でひとつ位な感じらしいです。顕微鏡なんかも独りでじっくり使えるんだそうな。教材が充分行き渡る点は児童にとって満足度が高いようで、我が家の子供らは高市小の利点として真っ先に挙げました。

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 続いて体育館で感謝祭。お世話になった地元の方々への感謝祭で、まぁちょっとしたお遊戯会です。こう言うと幾分形式ばった印象もしますが、高市のイベントは常に全員参加型で門戸開放です。飛び入りや途中参加も大歓迎。これも都市部ではあり得ません(w。

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まずは子供神輿でワッショイ。可愛い。

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高市太鼓の演奏。

 地元の方を招き、感謝の言葉とささやかなプレゼント。

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悪天候のため、今年の来賓は3人だけでした。
来賓と言っても、当然ながら皆さん顔見知りです。

 体育館に居る全員(w)が2チームに別れてクイズ大会。

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クイズのプレゼンすら、ちょっとした出し物です。
自分、あまり社交的な方じゃないのですが、つい笑顔になってしまいます。

 今回、半端なく難しい地元ネタクイズが混じっていました。しかし・・・来賓の方が威力を発揮します。何せ当事者ですので、ニアピンどころかホールインワン・・・敵わんわ。最後は親子混合でペタンク3回戦勝負でお開きとなりました。

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 山村留学センター も少し紹介。雨天につき外回りは次の機会に。
 留学生は、このセンターで寝泊りし、隣接する高市小学校に通います。ダッシュなら教室まで・・・そうですねぇ、下駄箱での作業を含めて50秒あればイケる・・・かな。

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各部屋の並ぶ廊下の様子。

 定員6名の部屋が計5室、両側にあります。余裕を持ってということか、センターの定員は25名で、各部屋5名になっています。基本的に数人の班単位で生活し、メンバーは毎月入れ替わります。

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留学生の居室。

 コテージ風の2段ベッドが左右に配置され、下段の1画がそれぞれ3人掛けの勉強机になっています。収納は下段ベッドの下(衣類)と奥両側のロッカーです。その他ガラクタは足元の段ボールにでも(w。

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広い共有スペース。

 リビングですね。画像は昼食直前の様子です。奥中央が調理室、その右が職員の事務所です。このときは静かに将棋を指していましたが、大抵はドタバタ遊んでいます。

 高市では、学校との連携・・・というよりセンターと一体化して、地域ぐるみで子供たちを全力サポートしてくれます。「台風で学校が休みになり喜んでいると、先生がプリントを山ほど持って現れたんだ」と高学年の子。何度も申しますが、大規模校ではあり得ませんよね。肝心な学力面も含め、申し分無い好環境だと思います。

 昨今、多人数学級が問題になっていますが、ここでは無縁です。独りひとりが主役です。悪い情報に毒されることも、折角の個性が埋もれてしまうようなこともありません。

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 高市での体験は、子供たちにとって貴重なものになります。