仮管理人N田です。
 新聞記事繋がりってことで、少しまとめてみました。

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 舎儀利(しゃんぎり)

 古老の書籍によると、天保時代(1830-1844・江戸時代)に、石野の住人が旅先で覚えて帰った笛の譜を源流とするそうです。これが神事に組み込まれ、神輿渡御(とぎょ)の先祓いを務める演芸として受け継がれてきたとのことです。

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平成27年10月23日の舎儀利を取り上げた愛媛新聞の記事

 これが2つの青年組織、「愛郷会」(高市小学校周辺)、「愛俗会」(谷集落周辺)によって永らく守られてきたとのこと。両会の舎儀利にはそれぞれ特徴がありましたが、現在のものは両方の特徴を併せ持つようです。交通事情の改善や人口減少に伴って合理化されたものと思われます。

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 舎儀利の人員構成には子供が欠かせません。古老書籍によると、

提婆(だいば)  大人1
狐  子供2
猿  子供1

爺  大人1
孫  子供1
猟師  子供1

オヤス(婆)  大人1
大太鼓  子供1
小鼓  子供2
鉦(かね)  子供2
手拍子  子供1

獅子2頭 大人4


 これに、主に大人による横笛衆が加わります。

 舎儀利の実行には、留学生の参加が不可欠です。山村留学センターができるまで途絶えてしまったのも無理はありません。

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高森三嶋神社・宮出し前の舎儀利メンバー。

 山村留学センターと高市小学校の存続は、そのまま舎儀利の存続に置き換えられます。児童も、通常こういった郷土芸能に関わる機会はまずありませんので、是非守っていきたいものです。

(※ 現在の舎儀利は、状況によって編成を変化させているように見受けられますが、わたくしN田は仕事を休めないため舎儀利に参加したことがありません。このため当記事は古老書籍と伝聞を基にしたもので、現状詳細は把握していないことを申し添えます。)